令和6年4月からの医師の時間外労働の上限規制の適用に関し、医療機関から宿日直許可の申請に係る様々な疑義が寄せられているところです。
今般、県医務課より、前述の上限規制の円滑な施行に向けて、宿日直許可の申請を検討している医療機関により一層丁寧な対応を行っていく観点から、厚労省のWEBサイトにおいて、相談窓口が設置されたとして、周知依頼がありました。
厚労省において、令和6(2024)年4月からの医師の時間外労働時間の上限規制の適用開始に向け、都道府県および病院における準備状況と地域医療提供体制への影響を把握する調査が実施されています。
本調査は、2024年度からの新制度の運用開始に向け、厚労省が様々な諸課題を把握・検討する材料となり、調査期間は令和4年3月1日から3月31日までです。
つきましては、貴院におかれましても回答にご協力下さいますよう、お願い申し上げます。
なお、本調査の調査票や留意事項等については、県医務課より、佐賀県医療機関情報・救急医療情報システム「99さがネット」のメール一斉通報機能を用いて、3月7日付けで県内の病院に通知されています。
本アンケート調査は、医療従事者の勤務環境改善の更なる推進方策を検討する際の基礎資料とするため、全国の全病院、全有床診療所を対象に、施設、医師、看護職、コメディカルに対して実施するものです。回答者は回答用特設WEBサイト「いきいき働く医療機関サポートWEB(いきサポ)」にアクセスして令和3年11月19日(金)までに回答することとされています。また、調査依頼状は、直接、全国の全病院及び全有床診療所へ送付されています。
つきましては、貴院におかれましても回答にご協力下さいますよう、お願い申し上げます。
なお、本調査内容が、労働基準監督署が行う監督指導等に使用されることは一切ありません。
本通知は、医師の時間外労働の上限規制が適用される令和6年4月に向けて、厚労省「医師の働き方改革を進めるためのタスク・シフト/シェアの推進に関する検討会」(日医より今村聡副会長、釜萢敏常任理事が参画)での議論を踏まえ、現行制度の下で医師から他の医療関係職種へのタスク・シフト/シェアが可能な業務の具体例や留意点等についてまとめたものです。各職種の本来業務やこれまでに発出された通知の内容も含まれています。
本通知は、医師に対する時間外労働の上限規制の適用開始(令和6年度)に向け、医療機関にとって宿日直の許可が、労働時間に影響することから事務手続きの参考にすることを目的に周知するものです。
佐賀県医師会では、県からの委託を受け、医療従事者の勤務環境の改善に関し、医療機関からの相談に応じ、必要な情報の提供、助言等の支援を行う「佐賀県医療勤務環境改善支援センター」を開設しています。
今般、今後の当支援センター業務の参考とするため、昨年度に引き続き標記調査を実施することと致しました。
つきましては、本アンケート調査の主旨にご理解を賜り、ご協力頂きますようお願いいたします。
令和2年12月22日に医師の働き方改革の推進に関する検討会中間とりまとめが、また、12月23日にタスク・シフト/シェア推進に関する検討会議論の整理が公表されました。
本調査は、医療従事者の勤務環境改善の更なる推進方策を検討する際の基礎資料とする為、平成27年度より実施されています。調査依頼状は、既に全国の全病院及び前有床診療所へ送付されています。